初めて東京都の天皇杯予選を見にいってきました。カードは東京ユナイテッドvs駒澤大学。東京武蔵野シティに来て欲しかったけど駒澤大に敗れました。
この日の西が丘はかなり暑かったです。
めっちゃ残念だった事
岩政選手がウォーミングアップに出てきませんした。あれと思うとジャージ姿で登場しました。メンバーには入れなかったようです。細かい事は分かりませんが少し足を気にしているように見えましたので、どこかを怪我してしまったのかもしれません。とても残念でした。
ただこれはいい機会だと思って、西が丘というスタジアムの特性も生かして東京ユナイテッドの真後ろに座っててやろうと思いました。
いつかJリーグの舞台で指揮をとるであろう?岩政大樹さんの指示を直接聞ける、またとない機会だと考えたのです。
このポジョニング。右下見て。
何度か実況解説でもご一緒させていただいておりますが、サッカーの解説だけではなくいろんな部分での考え方なども凄すぎて、普通にファンになってしまいました。もちろん大学の先輩と言うこともあってサッカー部に入った時は岩政伝説のように、色々と後輩にも噂が入ってきました。僕は4ヶ月しかいなかったのでそんなに多くは知りませんが、大学時代に天皇杯で勝ち上がって鹿島アントラーズとやって、そこでヘディングの高さを見せつけてスカウトの目に止まったと言う嘘か本当かわからない噂を聞きました。そういうこともあって天皇杯の戦いを見られると言うのは何か幸せに感じました。
試合開始
試合を振り返ると、最初プレイで負傷者が出ました。名古屋でプレーしていた田鍋選手です。田鍋選手のプレーも楽しみにしてるから、非常に残念でした。
岩政コーチの指示はベンチの後ろにいても結構聞こえるほど大きな声で指示を送っていました。もちろん監督もいますので、ピッチの近くまではなかなかいきませんが、それでもコーチングの声は鮮明に聞こえました。
印象的だった指示は、前半の途中、なかなかボールを繋げなかったユナイテッドですが、このチーム状況を見て、
「スカウティング通りだ」と大きな声で指示を送っていました。どんなカウンティングだったのか非常に気になりますが、岩政さんの頭の中にあったスカウティングとその対策が非常に気になります。後半の指示から推測するに「思い出せ、脇だ」と言っていたのでおそらくサイドのスペースを狙っていたのではないかと思います。
実際に東京ユナイテッドのフォワードは早いタイミングでサイドに流れて受けようとしていました。
試合全体を振り返ると、駒沢大学の方が後半は足が動いていて、どうなるかなぁと言う展開でしたが、最後はセットプレーから駒沢大学が劇的なゴールを決めて待ちました。西が丘で見れたので、選手たちの気合の入り具合もわかりましたし、よく声が出て集中していた結果だったと思います。
マンオブザマッチは間違いなく10番の中原選手。左足のキックは素晴らしい制度でした。決勝点もこの左足から。最初は中盤の左でスタートして、途中から右サイドに回りました。右サイドでもしかけて、右に行ってクロスまで持ち込んで行きました。素晴らしかったです!
駒澤大学の監督の指示が面白い
駒澤大学のことを全然知らないので申し訳ないのですが監督さんが面白すぎました。まずTシャツにピンクのベストという装いでした。ただ経験から、指示一つ一つが選手に届いている様子がスタンドからでも伝わってきました。
指示の内容が基本的には自分たちの選手に対する厳しいゲキでした。ただそこには深い愛情が感じられるものでした。
ペナルティーエリア内で仕掛けて駒澤の選手が倒されたら「ファウルだろー!」ではなく、
「そんなところで倒れてんじゃねー」
と非常に高い声で指示をしていました。
いいですよね。
軽い接触があってお腹を抑えた選手がいたら
「いたくねぇよ」と。あれは痛かったと思います。笑
ただ、初めて見たのに何か親近感が湧いてしまうような監督さんでした。駒澤らしく走って、戦ってという試合でしたが、あの監督さんがいるから結果が出たのではないでしょうか。大学生の最後までサイトする戦い方に感動しました。
東京ユナイテッドの選手も最後は崩れ落ちてこの戦いに敗れたショックが伝わってきました。僕は東京ユナイテッドのベンチ裏に座っていたので、そこにはすごく東京ユナイテッドを応援しているファンの方もいましたし、チームとしてのポテンシャルの高さを感じられました。
東京という都市を考えれば、まだまだたくさんのクラブがあって切磋琢磨していくのが面白いのではないかなと思いました。
東京武蔵野シティーも応援しています。
Jリーグも面白いですがそれ以外のカテゴリー大学生や高校生やJFLなど、どんどんどんどん幅を広げ何広げたくなっている原でした。
では