今日家のお風呂の換気扇を直しに修理の人が来てくれた。
結構いかつめの人で髭を生やしてワイルドな感じの人だった。
思ったより長い修理で
「3時間ぐらいみてください」と言っていた。
宣言通り本当に3時間ぐらい修理をしていた。
見事な手際で換気扇のカバーを取り外し修理してくれた。完璧に直ったし、本当に助かった。心から感謝している。
ただ、修理している3時間弱、
そのちょっとワイルドな男の人ずっと
「すぅ〜〜ふぁぁかっ」っていう呼吸音を出しながら修理していた。
ずっと一定のリズムで「すぅ〜〜ふぁぁかっ」しているのである
最初の10分はすごい気になってしまったが、
次の10分でこの人の呼吸法なのだと理解し、
次の10分は笑いをこらえるのが大変になり、
1時間ぐらい経つとそれがかなり心地よくなってきて、
2時間ぐらい経った時には心地よすぎてオルゴールを聞いている感覚になり息子と昼寝してしまった。
起きた時にはすでに修理を終えて居なくなっていた。自分でも驚くほどの虚無感を感じた。
その後物足りなさを感じながら半日過ごした。
洗脳というのは怖いものだと思った1日だった。
個性的な呼吸法をお持ちの皆さんが良い毎日を送れますように。
