白熱したベルギー戦
現地時間の昨日、日本代表はベルギー代表に敗れてロシアワールドカップラウンド16で姿を消しました。2点先行する非常に素晴らしい展開でしたが惜しくも逆転負け、ベスト8の壁の高さを感じさせられることとなりました。
僕は今大会の日本代表戦は3試合目の生観戦。あまりにも驚きの展開。自分でも何が何だかわかりませんでした。
日本代表は堂々と戦ったと思います。ヨーロッパで常日頃からプレーしている選手が先発に直連ね、その選手たちの自信あふれるプレーがチームとしてまとまり、強豪のベルギーを、ここまで苦しめることができたのだと思います。
僕たちからするとスーパースターですが、日本代表の選手からすればリーグでいつもやっている相手です。何も恐れるはありません。その環境に身を置いている選手がたくさんいるということ。これは日本が自信を持って良いことなのではないでしょうか。
僕の気持ちの流れ
僕の気持ちとしてまとめておくと、
ずっと声を出して応援しているわけではありませんし
今回は生観戦しながらツイートすると言うことをやっていました。
周りの人からもそうだと思いますし、自分でもそうですが、そんなにコアな人たちに比べたら軽く応援していたと思います。
だから逆転負けをした時もぼう然となったというか、よくわからない感情になりました。はっきりいって最初はそこまで悔しくなかったです。ベルギー強いなぁとシンプルに思っただけでした。
しかし5分ぐらい経って急に力が抜けて涙がこみ上げてきました。この感情は僕は感じたことがありませんでした。
悔しいし悲しいし残念だし、
でも日本代表と言う選手たち戦っている舞台と、スタンドには距離があります。日本代表が負けたから僕の人生がどう変わるわけでもありません。おそらく変わらないと思います。
でも何故か自分ごとのように感じられました。自分でも、まだまとまっていないのですが、こんなツイートをしました
本当に動けなかった。何が何だかわからなかった。普通に涙が止まらなかった。
— 原大悟@ロシアW杯現地組フォロバ (@daigoso) 2018年7月3日
こんなに泣いたのは高校サッカーを引退した時以来。自分の力不足だと感じたから涙が出てきたのだと思う。ピッチに立ってないけど、なぜかオレの力不足を感じた。自分に出来ることはなんだろう。きっと何かあるはず。悔しい pic.twitter.com/jWjl8RSRpw
このツイートの気持ちからは、
きっとできることが何かあるだろうと言う気持ちです。それはまだはっきりとわかっていませんし、スタジアムでもっと声を大きく出していればよかったと言うシンプルな後悔ではありません。逆に僕はずっと歌っているのが苦手ですし、実際に歌わない時間もありました。
今回のワールドカップでいろんな楽しみ方があるとして、思い切って歌わなかったりもしました。それはそれぞれの応援スタイルでいいと思いますし、何も後悔はありません。
本当に言葉にするのは難しいのですが、もっと長い目で見て、大きな視野を持って自分ができることを考えたいなというふうに思いました。
多分それぞれの立場でそれぞれの人が同じようなことを感じているのではないでしょうか。
ただ1つ勘違いしてはいけないことがあります。それは日本人は自信を持たなさすぎだということです。
選手たちが示してくれたように個で勝てないというのは幻想です。個で勝っている部分もたくさんありましたし、個で勝てていなかったらあそこまでのゲームはできません。
間違いなく前半の最初のほうのプレッシングにはベルギーも苦しんでいました。中盤での競り合い、1対1で負けているとも思いませんでした。
日本サポーターの個の力
サポーターも同じだと思います。いろんな国の試合を見て、試合中のどこで盛り上がるのかも注目しながら見ていましたが、日本のサポーターと本場ブラジルなどのサポーター、サッカーが文化と音して根付いているヨーロッパのサポーター、サッカーの中で盛り上がるポイントというのは同じでした。
もしかしたらそこにも差があって、僕たちには気がつかないもっとコアな細かいポイントを気にしているのかな?という疑問もありました。
それはサッカーをどのくらい知っているかとかどのくらい見ているかとか、そういうことも関係してくると思いますが、はっきりって全く変わりません。サッカーを文化にしなくてはいけないとか言いますが、日本はもうサッカーが文化になっていると思います。歴史は違いますが立派な文化になっていると思います。文化の定義が難しいですが。
ただ、そこは僕たちサポーターも自信を持って、周りの国に気なんか使わなくていいと思います。
ゴミ拾いはとても素晴らしいことだと思いますが、ゴミ拾い以外でも胸を張って良いポイントというのはたくさんあるのではないでしょうか。
何が言いたいのか分からなくなってきました。
ちょっとまとめます。
まとめ
負けて悔しくて何かやらなくてはいけないと思いました。でもそれはマイナスな考えではなくてあくまでプラスの発想です。
自分たちが劣っていると感じたらマイナスの発想だと思いますが、自分たちの国にも充分サッカーの文化が根付いていて、全く劣っていないけども、さらに上に行くために努力しようという感覚です。
その証拠にTwitterなどを見ていると明日から4年後に向けて頑張ろうとか、自分のできることを精一杯やるとか、そういうツイートしている人がたくさんいます。
言い方悪いですが、ただのサポーターなのに本気でみんな、そう思っているのです。僕もそうです。実際そういう、いわゆるサポーターの域を超えている人もたくさん見て来ました。そんな素晴らしいサポーターを持つ国というのは少ないんじゃないでしょうか。誇りましょう!
そこにしっかり自分たちでリスペクトを持って、そこから進んでいきたいと思います。日本代表のサッカーのように、日本のサポーターは世界でもベスト8ぐらいいってると思います!
Jリーグのサポーターをみてください。自分たちの好きなクラブに愛を持って応援し続けています。勝ってる時も負けてる時も。すごいことです。当たり前になっていますが当たり前にできる事はありません。
W杯にいったって、そういう人は今すぐにだって世界と戦えます。それを僕は確信しました。
そこにJ1とか、J2とかカテゴリーは関係ありません。Fリーグだって一緒です。僕たちはフットボールの文化を持った素晴らしい国なのです。
だからこそここから進むために何かをしなければいけません。自信を持ちながら進むべきです。
酔ってます
最後になりましたが僕はいま酔っています。笑
熱くなりすぎました。ロシア最後の夜なので少し熱くなりすぎました。そろそろ息子と娘に会いたい。明日帰ります。日本に帰ってもっと良い仕事ができるようにがんばります。
あと、もっと人生を楽しもうと思います。よく楽しそうだねと言われますがもっともっと楽しもうと思います。ぜひ僕と一緒に楽しんでくれる人を募集しております。
原口ゴールの瞬間 pic.twitter.com/sMSekxTgFe
— 原大悟@ロシアW杯現地組フォロバ (@daigoso) 2018年7月2日
乾のゴールの瞬間
— 原大悟@ロシアW杯現地組フォロバ (@daigoso) 2018年7月2日
ヤバイ
息できない pic.twitter.com/5tOCoAis0N
W杯は楽しい。
では