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指導者交流パーティーでMCやろうとしたら必要なかった話

もう1週間以上が経過しましたが、ゲストに中野吉之伴さんを迎えて指導者交流パーティーvol.4をやりました!!ドイツで長年指導に携わっている中野さんがゲストということもあり、かなり熱のこもった会になりました。

今回は普通のアパートの一室のようなところを借りてホームパーティ感を出して臨みました。

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結論から言うとだいぶアットホーム感が出てよかったと思います。入り口は普通のアパートみたいなところなのでめちゃくちゃわかりづらいんですが入ってみると挨拶しなくても入ってこられる感じでした。

このテーブル以外にもコタツみたいのが置いてある部屋もあって中野さんの質問タイムの前はどっちでもいいですよーーみたいな感じにしておきました。

今回はお父さんコーチがたくさんいたのでかなり話も盛り上がっていたように感じます。

 

でパーティーがスタートして1時間ぐらいが経過して、中野さんへの質問タイムに

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椅子を並べてゲストの中野さんとトークショー的なラフな会をやろうと思いました。僕が仕切ってやろうと思ったら、中野さんがしっかり答えてくれるわ、皆さんの知りたい、学びたい欲がどんどん発揮され僕はただ座っている状態に。。。笑

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質問の応酬が止まらす。1時間予定のトークショータイムが1時間40分ぐらいになってしまってタイムアップ。。僕は全く仕事をすることなく皆さんが自由に話あう楽しい会になりました。最初はちょっと遠慮されていた方もいたと思うんですが、どんどん議論が白熱していきました。

 

どんな話題が出たかというと

  • ドイツの育成がすごいと言われる所以は?
  • グラスルーツの子たちのモチベーションの持たせ方
  • 日本の指導のいいところは?
  • 年齢が上がってくると日本とヨーロッパの差が出てくる理由は?
  • 日本に帰ってきて指導して困ること
  • 小学生年代の練習の量について
  • 中野さんが選手としてプレーしていて良かったこと
  • ドイツは指導者がプレーする環境はある?
  • 日本語に褒める言葉が少ない?
  • 育成年代の指導で意識すべきこと
  • ドイツの育成改革の考え方
  • ドイツのトレセンについて
  • ドイツのグランド所有について
  • 団子サッカーの考え方

などなどあげるとキリがないぐらい興味深い話がたくさん出ました。

 

ある程度僕の理想の形だったかな、と思います。いわゆる講演会やトークショーのように話を聞いて勉強した気分で帰るというのはあまりやりたくなかったのです。もちろん勉強という感覚は大事だと思いますが、やっぱり楽しさが先に来て欲しい。いろんな人と指導に関して話して、楽しんでいるうちで振り返ってみると学びになってるな〜というのが僕の理想です。

楽しさや学びというのはコミュニケーションの中でしか生まれないと信じている節があって、そのコミュニケーションを増やしたいです。コミュニケーションをすることによって生まれる感覚や学びを大切にしたい。逆に言えばただの情報や知識はほとんど意味をなさないんじゃないかとさえ思います。

僕は主催なんで4回指導者が集まる会に参加していますが、1回会った時は「こんにちは。初めまして」という感覚だったんですが、2、3回お会いすると「お久しぶりです」という挨拶に変わってる。挨拶だけではなくて気持ちも「お久しぶりです」に変わっている。これは本当にいい感覚だと思います。お酒を飲み交わし(全然お酒が売れない。毎回余っちゃう)、楽しくおしゃべりする中で、帰ってから、もしくは2.3日たってから、あの時あの人が言ってたことやってみようとか、ちょっと指導へのモチベーション上がったなぁとか感じてくれれば最高だなと思っています。

今回はそういう意味で、中野さんが楽しい話もしてくれましたし、学びになることも教えてくれましたし、いい感じの会になったのではないかなと自負しています。中野さんを初め、参加してくれた方ありがとうございました。これからもMCとか司会とかしきりという役割がどんどんなくなって、コミュニケーションが活発なバーティーになるように頑張ります。ぜひ皆さん5月も参加してくださいね。日程やゲスト、何も決まっていませんが。お楽しみに!!!