ディスカッションが起こるとき
ディスカッションという文化が日本にはなかなかない、という風に言われるところがあります。確かに小さい頃からなかなかやり慣れていないし、少しでも違う意見が出ると喧嘩してるような心配をしてしまったり。
日本人の良さと言えば良さなんでしょうが、ちょっとそこに挑んでみたいなという気持ちになったりしていました。
どうしても先生的な人から知識や情報をもらうのではなく、積極的に自分の意見をぶつけてみたり、主張してみたり。それはケンカとかとは全く違って、主張し合うことで勉強になったり、深く理解したり。そういう場所って面白いよなーと思っていました。
しかし、今日あるタイミングでそれが起こるときはいつか?というのに気がつきました。それは知識が深い人たちが話し合う時です。
ディスカッションできるだけの知識や経験、考えがあってその2人がちょっと方向性だったりするとディスカッションが起こるのだと思いました。
どちらかの知識がたりなかったり、自信がなかったりするとお互いの意見を主張する!というはなかなか難しいでしょう。
「なるほど。そうだよな〜」
って思ったら自分の意見を言わないでしょう。
もしかしたら外国だったら知識が浅くてもそれを主張する文化なのかもしれませんが、日本だとなかなかそうはいかないでしょう。
なんでいきなりそんな事を言い出したかというと、今日「戦術的ピリオダイゼーション」のグループ発表の動画を編集していて見返していたんです。
当日はだいたい僕は撮影係なのでなんとなく話を聞いているだけなんですが、編集の時が一番しっかり見るんですよねw
セミナーに来られなかった人にも伝えないといけないから。
しっかり見返していたら、各グループの発表の後にめちゃくちゃいいディスカッションが行われているんですよね。
「ここに狙いがあるんだったらゴールの位置は・・・」
とか
「外から追い込んだところで守るべきゴールは・・・」
みたいな。
イギリスに留学していた平野さんが「いいディスカッションですね」と言うぐらいですからこれがディスカッションなのでしょうw
3つのグループの板書です。
講義を聞いた後に行っているのでかなりどのグループもまとまっています。
テーマは以下
もちろん答えは1つではないですし、色々な意見がぶつかっていいと思います。
でもそう言うディスカションの場というのは「はい、ではディスカッションお願いします」ではなかなか起きないんだろうなと思っています。
この時のセミナーは戦ピリの知識が深い人、そして自分の意見をしっかり言葉にできる人が集まったから素晴らしいディスカッションが行われたのだと思います。
そんな偶然は何回も起きないと思うので、うまくそういうディスカッションが生まれて学びが深まるような環境を作っていかないといけないと思います。
頑張ります!では