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放送席から見た13対1

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昨日はJ2最終節 柏レイソルvs京都サンガF.C.の一戦のDAZN中継でした。

結果は13対1

優勝を決めている柏レイソルが、プレーオフ争いをしていた京都を完膚なきまでにたたきのめしました。まさに記録尽くめ

 

試合が終わった後、知り合いからLINEが

「13対1ってどういうこと?」

たしかにハイライトは見ても何でこんなに大差がついたのか分からない人がいると思うので、放送席から見ていて思ったことをつらつら書きたいと思います。

 

京都が情けない試合をしたわけじゃない

 

これだけ点差がつくと、どこかでプツンと切れてしまって、サンドバックのように攻め込まれたという試合をイメージすると思いますが、そういう試合ではなかったと思います。

黒木が出場停止で、本多が先発。

しかし14分にその本多がアクシデント。

前半のうちに冨田を投入。

そのあと3バックにして、少し自分たちの時間を作り1点返したが前半終了間際に闘莉王が負傷。後半プレー出来ず安藤をCBにして4バックに戻す。

後半失点を重ねても仙頭や小屋松、レナンモッタも2点目を取ろうと取りに行く姿勢を見せた。勝ちにいっていた。最後まで。

 

その証拠にシュート数は24対16

13失点したチームのシュート数ではない。

 

シンプルにその京都を圧倒的に上回った柏

 

その京都を立ち上がりから積極的に攻めてチャンスを決め続けた柏。

破壊力のある攻撃陣が躍動して、いい形を作り続けた。ハイライトシーンだけ見れば分かるが、ここぞというときに前線にかける人数が異常。スプリントを何本も繰り返した。

中盤ではヒシャルジソンや三原が京都のキーマンを潰しながら、セカンドボールや球際もよく粘っていた。

 

サイドバックは高橋のアシストを始め古賀もバランスを取りながらチャンスと見るや上がっていった。

 

そして何より、点を取っていない選手や交代選手がモチベーション高く戦い続け、これでもか、これでもかとゴールを狙い続けた。

マテウスヴィオ、大谷、川口という3人も高いモチベーションでチームにさらに勢いを与えた。

 

試合の入りから凄かった。交代選手もすごかった。最後の1分まで優勝してるのに攻め続ける選手たち。そしてこの1週間、優勝しても最終節までモチベートし続けたネルシーニョ監督。

 

今シーズンのチャンピオンにふさわしい素晴らしい内容でした。

 

三協フロンテア柏スタジアムの雰囲気

 

そして大量9点が入った後半。柏が攻めるゴール裏とバックスタンドは黄色一色。最初の写真はアップ前だからスカスカだけど、試合中はパンパンに入ってた。

 

そちらに向かって攻める後半のゴールは、ゴールネットが揺れる瞬間にスタジアムが揺れる。見ている側からするとこんな気持ちいい事はない。実況しててもめちゃ気持ちいい。

 

たぶん、プレーしていてもめちゃ気持ちいい。選手たちの気持ちを想像すると

「1年間応援してくれてありがとう」

そんな気持ちを持ちながらプレーしていたと思う。

 

ネットが揺れる

スタンドが揺れる

選手のテンションが上がる

ネットが揺れる

スタンドが揺れる

選手のテンションが上がる

 

この好循環があったように思う。

だから最後まで手を緩めず、ボールを奪ったらゴールに向かって全速力で走っていったのだろうだろう‼️

 

京都の勝ちに行く気持ち

柏の圧倒的な強さ

スタジアムの雰囲気

 

この3つが歴史的大差を作ったのだと思います。

やってるときは意識してないけど最後の最後までゴールシーンは僕のテンションが上がってる。全然集中が切れてしまった凡戦ではなかった。非常に楽しかった。

 

最後に解説の松原さん、

リポーターの小野さん、

通訳のエジソンさんとパシャり

f:id:fun-management:20191125191337j:imageありがとうございました!!