昨日味の素フィールド西競技場で関東大学サッカーを見ました。順天堂大学vs明治大学の試合でした。大学サッカーは自分が大学生だった時に友達が出場していた学芸大学の試合を何試合か見に行ったのと、小学校からの知り合いの岩渕良太(現藤枝)が出場していた頃に見に行った記憶があるだけです。
大学サッカーも面白いですよと勧められて、育成年代を見る楽しさも知ったので今日は行ってみようと思っていきました。最初の感想はひたすら暑いでした。猛暑の中の2時キックオフ、これが大学サッカー。
2試合連続で行われていたのですが1試合目は都合で間に合わず、2試合目からの参戦になりました。お昼ご飯を食べて行こうとステーキのけんでご飯を食べてから行こうと思ったら知り合いの関係者の方に会って、大学サッカーもやはりいろんな人が見に来てるんだなと実感しました。
ちなみにこの日行われる順天堂大学と明治大学の予備知識はゼロ。とりあえず見に行ってみようというノリで、鹿島に内定している名古選手の存在も聞いてから「あぁニュースになってたなぁ」というくらいでした。
レフリーが大学の先輩の宇田さん。J3などでも吹いていますが、まず宇田さんの幅広さに感服。
試合キックオフ!
試合は立ち上がりに順天堂大学ある程度ボールを持つような展開になりました
だけど明治もそこまで焦っている感じはせず、お互いによく知っている対戦相手という感じなのかなと思って見ていました。そのうちに明治が裏をうまくとって何本かチャンスを作りました。フォワードの2人は非常にスピードがあって裏への抜け出しも上手でこの決定機で決められていればと言う感じでした。ゴールキーパーもすごく前に飛び出すタイプだったのでここで防いでいる印象もありました。
大学サッカーは会場にメンバー表が置いてあって貼ってありました。これを見ると高校時代の所属チームがあって、あの子うまいなぁと思いながらそれのそれと照らし合わせる作業で前半が終わった感じです。
最初に僕の目に止まったのはなんといってもハセコーこと長谷川光基選手。去年からFC東京U23で出場経験もあるU18出身の選手です。足元の技術があるセンターバックで、U23では人がいなかった時にウィングバックなんかもやって普通にこなしてしまっていた印象があります。
1年生で順天のレギュラー。試合を見てもJ3も経験しているからか、全く焦る様子がなく普通にプレイをしていました。足元の技術は全く遜色なくできていましたが、スピードのある明治のフォワードに対しての対応は、ここからかなという感じもありました。4年生は体が出来上がってますね。
そして順天には1年生が3人先発していましたが、そのうちの1人に清水ユース出身の新関選手がいました。去年実は高円宮杯の試合を21試合やらしてもらったのですが、その試合で見たのが新関選手です。
清水ユースは非常に前線に優秀な子が揃っていて面白い攻撃を展開していました。その中心だった新関選手が1年生で先発。右サイドにポジションをとって左足でカットインと言う狙いだったと思いますがなかなか持ち味を出せずに途中交代となりました。
他にも中盤に川崎ユースの子が先発、監督の堀池巧監督は思い切って1年生を起用している印象でした。
明治大学で最初に気になったのが6番の安部選手、ボールタッチが柔らかくてうまいなぁと思っていたら選手票を見てみるとFC東京の出身。FC東京の育成って凄いんだなと改めて思いました。
明治大学はその後もうまくボールを引き出しながらサイドに流れてボールを受けて攻撃を作り出していました。その中でもツートップの一角に入った18番の小柏選手。大宮ユース出身。2年生で非常にスピードがあって、裏へのの抜け出したやタイミングも抜群です。
そしてボールが入った時はしっかりとした足元のテクニックがあってシュートまで持ち込むシーンもありました。2年生と知ったときに驚きましたが、すごい選手だなと思いました。
試合後に話を聞けたのですが、
今日の出来はかなり良かったと本人は振り返っていました。スピードのところが特徴として高校のころからやっていて、チームとして起点になりたい。今の課題はシュートにいくところ、シュートを決めるところだそうです。
「スピードに乗った時の足元もうまいですね」と言うと「そうですか?でもそこはまだ緊張します」と話してました。緊張しますって言いかたがなんか学生さんらしくて面白かったです。
他にもたくさんいる選手がいましたが、ここから何人がJリーグに行くのかな?とか、J1に行く子は誰なのかな?とか、J2は誰かなら?とか、どこのチームなら合うのかな?とか、そんな妄想を掻き立てられる90分でした。
関係者の人に少しお会いできたのですが4年生でもこれからという感じでチームが決まっていくそうです。3年生の時に決まる選手というのはほんとに一握り、そういう意味でもここからの1試合1試合が選手たちの将来に関わってくると思うと、本当に興味深いですし、今日みた選手が来年Jリーグで活躍何かしようもんなら、めっちゃ楽しいんだろうなと思いながら見ていました。
実際に去年見ていた長谷川選手や、新関選手がプレイしているだけで心が躍りましたし、FC東京の岡庭選手や横山選手が荷物を運んでいる姿を見てこういう選手たちもいつか出てくるんだろうなと思うと、また見に行きたいなと思いました。
暑い時間は勘弁して欲しいと思いますが、時間が合えば行きたいと思います。
そしてまたjsportsの土屋プロデューサーとライターの竹中レオナがいました。どこにでもいるんだなこの人たち。凄すぎ。
諸用あって今日は明治vs順天の試合しか見られなかったのですが久々の選手が何人かいて取材できてよかった。意外と記者さんが少なかった。2試合の前に席でスマホ見てたら急に横切って隣に座って来て覗いてくる人がいたので誰かと思ったら伊藤宏樹さんだったのが今日のハイライト
— Reona Takenaka (@reona32) 2018年6月9日
【現場】関東大学1部前期第9節 東京国際大×東洋大@味スタ西 https://t.co/xh9rVabWcR
— 土屋雅史 (@m_tsuchiya18) 2018年6月9日
高橋宏季と坂元達裕の“むさしコンビ”が全得点に絡む活躍で、東洋がリーグ戦2勝目をゲット!
では