2017-12-03 21:35:39
こんばんは。
昨日はJ1
1回でもプレーが見られたらと思っていたら
2日連続で見る事が出来ました。
最後まで石川直宏選手はスターでした。
まさか残り10分出てきてアシストするとはね。
そして駒沢にかけつけた元チームメイトの数。
現役の選手を含めて、J1は昨日終わったばかりなのにあれだけ全国各地から駆けつけるというのは、石川選手の人柄がどれだけ素晴らしいかということを表しているように感じました。
最後は茂庭選手も同じピッチに立ち、引退となりました。
去年からアナウンスをやらせてもらって、
今年はわがままをいっていっぱい休ませてもらいました。
まさか石川直宏選手の名前を最後に呼べる事になるとは夢にも思いませんでした。
本当に幸せですし、
僕をアナウンスに使ってくれた関係者の方々に本当に感謝いたします。
この2日間で
自分でも気づいていなかった事に気付きました。
それは
僕の青春というのは結構FC東京だったんだな
という事です。
この感情はたぶん、誰にも伝わらないんじゃないかなと思います。笑
うちの兄弟ならわかってくれるかな?
僕が中学2年の時です。
そこから4年間、高校2年の時まで監督をやりました。
高1の時にナビスコ杯を獲りました。
僕は東京で生まれて東京で育ちました。
味スタにも小平にも自転車で行けるところで育ちました。
でも、当時はFC東京というのはよくわかりませんでした。中2の時はピンときませんでした。
それまではずっと父は浦和レッズの指導者で、
僕が小さい頃から浦和レッズに携わっていました。
レッズをクビになってからは解説者でした。
そんな父が東京の監督になるという事がどういうことか、中2の僕にはよくわからなかったのです。
監督になってからはよく味スタに通ったし、
応援してました。
でも、これは皆さんが普通にFC東京を応援する気持ちとはすこし違うと思います。
別にグッズが欲しいと思った事も少ないし、選手に会って絶対サインが欲しいとか、そういう事を思った事はほとんどありません。
負けまくったらクビになるというのは何となくわかっていたし、
いつか監督じゃなくなるというのはわかっていました。
だから小さい頃から家族みんなで味スタに行ってるサポーターの方とは少し感覚が違うんだと思います。
FC東京を応援してるというよりは父を応援してるというか...
何よりお金払って応援してるんじゃなくて、皆さんの払ったお金で育ててもらったという変な気持ちもありますし...
この感覚は言葉にするのは難しいのですが、
実際に父がFC東京を離れてからは今までのように応援出来ない気持ちになったし、
父が代表に携わるようになったら自然と代表を応援してたし、
もしかしたらファザコンなだけかもしれないけど(笑)、そういう感じで育ってきたので、
「10何年も東京を応援してます!」
みたいな人を羨ましく思う気持ちがありました。
僕は好きな人をコロコロ変えてるという罪悪感みたいなのもありました。
そういう気持ちがあったんだけど、
この2日間で、
間違いなく僕の青春はFC東京と共にあったんだなと実感できました。
最後に交代の時に「石川直宏」とコールする時は色んな思い出が蘇りましたし、
同じピッチに茂庭照幸が立っている事にジーンとしましたし、
昨日は昨日で徳永選手が東京からいなくなるという事が寂しくて普通に泣きました。
普通に涙が出ました。
それは僕が学生の頃に、皆さんと形は違うけど
FC東京と一緒に大きくなった証だと思うし、歴史だと思います。
それを誇りに思ってこれから生きていこうと思います!!
そんな事を感じる2日間でした。
いい2日間でした。
最後に徳永選手と写真撮ってもらいました。
嬉しかった。
長崎でも頑張ってください!
そして石川直宏選手、素晴らしい2日間をありがとうございました。
次のステージでの活躍を期待してます!!
お疲れ様でした。