昨日のJ3 藤枝vs北九州の中継で僕の今シーズンの2019年のJリーグJリーグ中継が終わりました。
最終節は監督やキャプテンの挨拶、引退選手の挨拶もあって今シーズンも終わったなぁーと感慨深いものがあります。
藤枝の養父選手、成岡選手の引退セレモニーも家族に対してのコメントがあって涙を堪えるのが精一杯。
僕も大人になったのか、かなり涙脆くなりました。J1でのキャリアから最後は色んな思いを持ってJ3のクラブで引退。
家族への感謝の言葉からも想像するように、色んな思いを持って選手は大きな決断をするんでしょう。
本当にサッカー選手はカッコよくて憧れの職業ですが、本当に大変な仕事です。
でも、そういう選手たちがいるからこそ、自分の体に鞭打って、笛が鳴るまで走るからこそ、僕たちはここまで胸打たれるのでしょう。
活躍出来なかったら終わり、大怪我したらどうなるか分からない、監督交代だってあるかもしれない、同じポジションの助っ人が来るかもしれない、
考えれば考えるほど、ものすごく大変な職業です。家族もいる。この先の人生の保証もない。それでも選手たちは30歳を過ぎてもボールを追いかける。
そしてサポーターに夢や希望、勇気を週末に与える。
本当に本当に大変だし、本当に本当に素晴らしい職業だなと、藤枝からの帰り道にそんな事を考えていました。
そういう選手がいるから、僕たちにも仕事が回ってくるし、それで生きていけてる。そんな現場の近くでお仕事をもらえて生きていけてる事に改めて感謝しないといけないなと思います。
また来年もこの素晴らしいスポーツに関われるますように。
今季はJ3、J2、そして初めてJ1の中継にも関わらせてもらいました。それぞれのカテゴリーにそれぞれの良さがあって、それぞれのカテゴリーを経験した養父選手と成岡選手の引退セレモニーだったから、色んな思いを感じさせてくれたのかなとも思います。本当にお疲れ様でした。素晴らしいメッセージでした。
また、今季最後の中継で小学生の頃から知ってる岩渕良太がハンパないゴールを決めて決勝ゴール。初めてゴールシーンを実況出来て幸せだった。
小さい頃から知ってる選手がこの素晴らしい仕事を続けているっていうのは本当に凄いし、僕たちに勇気を与えてくれる。
まだまだ頑張ってほしい。マナとともにずっと応援してます。
今シーズンもありがとうございました!
また来シーズンも実況出来るように精進します!では。