スカウトごっこ〜 FC東京U-18角昂志郎選手〜
FC東京U18の試合を見に行きました。
クラブユース選手権関東大会予選2回戦。
すごく面白い選手がいたので紹介させていただきます。
初めてLINEUP11使いました
37番角昂志郎(すみ・こうしろう)選手です。
アンダー世代の代表にも選ばれていて1年生なのですが先発出場していました。
プレースタイル
身長が大きくありませんが重心が低くボールを持っているときの姿勢が素晴らしくて周りが見えています。そこからスピードを生かしたドリブルと足元の確かなテクニック。本当に素晴らしいものがありました。彼にボールが入ると、ピタっとおさまってそこからの仕掛けやスルーパス。僕には非常に輝いて見えました。例えるならばアザールのようなプレーにも見えましたし、レアンドロドミンゲスのような重心の低い安定感もありました。長い逆サイドへのパスをコントロールするファーストタッチも見事でした。
その上で驚いたのが中盤でルーズボールになったボールの処理のうまさです。ワンバウンドして、どちらのボールでもないようなボールをワンタッチで味方に繋いだりするシーンが目立ちました。僕はこのプレーに驚きました。360度が常に頭に入っているようなプレーだと思いました。視野が広くてどこに相手がいてどこに仲間がいるというのが常に頭に入っているのでルーズボールになって浮いたようなボールでも、頭でそらしてつないだり、無理にコントロールにいかずにダイレクトで叩いてマイボールにしたりすることができていました。相手ディフェンダーからするとものすごくプレッシャーのかけがえのないない選手なのではないでしょうか。
後半は相手のプレッシャーも少し落ちたので、角選手にボールが入ることも多くなりました。すると独壇場!?と言ったら言い過ぎからもしれませんが、相手は角選手にプレッシャーをかけられなくなりました。おそらく、角選手はドリブルもある、パスもある、という持ち方を自然に?出来ているからだと思います。
しかも”ドリブルいくよー”というモーションも”パス出すよー”というモーションもないのに、パスやドリブルが出てきます。メッシや久保建英選手のアレです。モーションが大きくない。ボールの持ち方が自然だから何でもできる。だからディフェンスが絞れない。姿勢がいいんですね。
1年生だけあって身長は165センチと高校年代の中でも小柄な方だと思いますが、スピードや相手に当たられた時のボディバランスは全く上級生の中でも問題なくやれていました。これでスピードとパワーが上がっていけば・・・
と妄想するだけでワクワクしてしまいました。
とにかく、何が言いたいかというと、角昂志郎選手に惚れました!くると思います!!必ず!一体誰なんだ?この選手は。と思って調べてみると・・
俺の後輩やないかい!!
経歴を少し調べてみると驚きました。東京武蔵野シティ出身ではありませんか。僕の後輩ではあーーーりませんか!
応援するしかありません!
第二試合で武蔵野シティが試合をするため関係者の方が来てましたけれども、よくよく聞くとジュニアの頃に世界を制したあの代です。
横河武蔵野FCジュニアがダノンカップで世界一に輝く!! | ジュニアサッカーを応援しよう!
なんと僕の弟もアルバイトでコーチをしていた時に少し指導していたそうです。俺の弟の運の持ちように驚きました。ラッキーなことに武蔵野シティーの事務局の人が角選手のお父さんとご本人を少し紹介してくれて挨拶することができました。
応援するしかありません。ブログに書きますと宣言しておいたのでお父さんが読んでくれていると信じております。笑
お父さんは何と僕のツイッターをフォローしていると言ってくれました。一気に親近感。お父さんもドリブルうまそうでした。笑
最後に皆さんにお伝えしておきますが、角昂志郎選手の「昂」という字はスバル「昴」ではありません。これから必ず出てくる選手なので絶対に間違えないようにお願いします。これもお父さんに教えてもらいました。笑
おそらく来年、高校2年生位で僕はJ3で見られるのではないかなと思っております。FC東京で1年生でレギュラーを取ってるの伊達ではないでしょう。今シーズンの活躍もそうですが、これからのプレーにも期待してまた見に行ける機会があったら積極的に見に行こうと思います。他にもたくさんいい選手がもちろんいました。相手チームの激しいプレッシャーに前半は苦しみましたが最後はしっかり勝利しています。
若い選手を見るおもしろさ
それより何より若い選手を見る見つける楽しみを知ってしまいました。角選手のような将来性のありまくる選手を見つけたい!
やはり土日に試合が多いと思いますのでどれだけ行けるか分かりませんがjsportsの土屋プロデューサーを見習って僕もできるだけ足を運びたいと思います。
今日は修徳×堀越も、実践学園×國學院久我山も、浦和ユース×東京武蔵野シティU-18も、全部バチバチにやり合っての1点差ゲームでメチャクチャ面白かった!こんな3試合を現場で見ちゃうと、この後にTVで見るリヴァプール×マドリーが本当に楽しめるか自信ないです(笑) それくらい素晴らしい3試合でした!
— 土屋雅史 (@m_tsuchiya18) 2018年5月26日
ちなみに土屋Pは昨日は駒沢とのハシゴだったそうです。FC東京の試合は間に合いませんでしたが第二試合の浦和レッズの武蔵野シティの試合にさっそうと現れました。
午前中に駒沢公園に行っていることをTwitterで確認していたので、小平グランドに現れた時は本当に驚いて挨拶に行ってしまいました。少し話をさせてもらった時に持っている情報の多さと、うれしそうにこの年代のことを話す姿を見て憧れの眼差しを持って見つめてしまいました。こういう大人になりたい。
もしこの選手オススメですとか、面白い選手がいますとか言う情報をお持ちの方がいたらぜひ教えてください。見に行きます。
では