昨日はグリスタに栃木vs大宮の試合を見にいきました。しかも栃木SCのゴール裏で観戦しました。簡単に言うとおもしろかったです。久しぶりのゴール裏。
僕は東京都の次に栃木県によく行きます。それは祖母が住んでいるからです。そして父が異常なほど栃木を愛しているので、東京生まれの僕にとっては勝手に第二の故郷と思っています。しかし祖母は北のほうに住んでいるので宇都宮にあるグリーンスタジアムには行く機会がありませんでした。これはいい機会だと思いました。色々感じたことがあるのでまとめておきます。
僕がグリスタ、ゴール裏に行った理由
来週大宮の試合を担当させてもらうので大宮の試合を生で見ておきたいと思ったのがきっかけです。
いろいろ調べていると今週はアウェーですが栃木でのアウェーです。いけないことありません。そして最近学生さんと話す機会がありますが、この前話した学生さんが大学のため東京に出てきて東京に住んでいて、味スタに通っているそうですが、アウェーサポーターのゴール裏で観戦するのが面白いと言っていた子がいました。いきなりハイタッチとかすることも可能だと話していました。
この楽しみ方はやったことがないのでやってみるチャンスだと思いました。味スタの場合はアウエーゴール裏だったらそこまで混雑していないし、だんだん応援している感じになってきて楽しいと話していたのです。
僕は大宮の試合を担当しますし、この場合のアウェイは大宮なので大宮のゴール裏に行こうかと思ったのですが、当日チケットを買おうとすると大宮のビジターチケットは売り切れていました。
そこで考えを変えて栃木scのゴール裏に行くことにしました。最近ゴール裏で観戦のことでが少し話題になっていたので、栃木サポーターの人から不審に思われないように今治のタオルマフラーを変わりました。これでサポーター間を出してゴール裏の端っこのほうに陣取りました。
入場からやはりテンションが上がってどんどんどんどん楽しみになってきました。周りの人が楽しみにしている雰囲気がダイレクトに伝わってくるので僕も楽しい気持ちになります。怒られるかもしれませんが、チャントはわかりません。
でも僕の周りにはそこまで熱心に歌っている人も少なかったですし、飛び跳ねている人もいませんでした。久しぶりにゴール裏で観戦するとやはり逆サイドのゴール前は見えないなということも体感しました。よく見えないけど雰囲気だけで悔しがったりしました。笑
その中でも後半になるとこちら側に向かって栃木が攻めてきました。これはゴール裏の大きな醍醐味です。絶対に向こうに攻めるより、こっちに攻めてきてくれた方が楽しいです。後半になるとだんだんだんだんチャントのリズムもつかめてきて拍手で参加するようになりました。
その中で惜しい場面も何度かあって、シュートをはずしてしまった瞬間には本当に悔しい気持ちになりました。不思議なもので栃木サポーターに紛れていると、気持ちも栃木サポーターになってしまいました。あの瞬間、僕は間違いなく栃木サポーターでした。
その中でも1番のシーンはこれです。1点ビハインドでフリーキックの場面がありました。
残念ながら入らなかったのですが、ボールが見えないところから壁を越えてネットに突き刺さる瞬間は、おそらく忘れられない位気持ちいいと思います。少し見やすい角度に動いて写真を撮ってしまいました。
あれが決まっていたら学生さんが言っていた"知らない人とハイタッチ"も夢ではなかったと思います。残念ながらゴールは見られなかったのですが応援している雰囲気と、同じチームを応援している一体感、仲間感、これはゴール裏の楽しみだと思いました。
ゴール裏に行くには入団テストもいりません。笑
僕はゴール裏行くにはずっと試験やテストみたいのが必要なんだと割と本気で思っていました。笑
僕のゴール裏歴
僕は小さい頃から関係者席ばかりでサッカーを見ていたので5年前ぐらいにに、初めてゴール裏で見るまで楽しさがわかりませんでした。その時もFC東京の応援をしている朝日さんにお世話になっていた時があったので、連れて行ってもらいました。朝日さんに連れて行ってもらったからと言うこともありますがみんなすごく優しく温かく迎えてくれました。試合中は怒っている人もいたりしますが試合が終わればとても優しい人ばかりでした。
1年ちょっとゴール裏に通ったでしょうか?その他にも日本代表のゴール裏も体験させてもらいました。今でもとても大事な経験をさせてもらったと思っています。
どうしてあの人達が声を出すのか?歌うのか?跳ねるのか?旗で前が見えなくても楽しめるのか?なんとなく、本当になんとなくだけど感じました。
ただ僕の場合はどうしても試合を見いってしまう瞬間があって、最近はいかなくなってしまいました。歌を歌ったり跳ねたりしている時も昔からの癖で、大事な場面でどうしてこうなったんだろうとか考えながら見てしまう癖があります。だから最近は行ってません。
でもボールが入った時に喜ぶあの感動と盛り上がり方はゴール裏が間違いなく1番なのではないでしょうか。したがってゴール裏の端っこというのがいいかもしれません。
そこまで大きな声を出して歌わなくてもいいし、(原は歌詞を覚えることと音程に自信がない)、応援したいときは応援してみんなと一緒の気持ちになることもできます。
そして何より自分が応援している方に迫ってくる時、前半か後半どちらかだけだとは思いますが.その瞬間はたまりません。行ったことない方はぜひ行ってみてください。
行ったことない方はよく行っている方を味方につけるか、そのチームのチームカラーを調べてファッションに取り入れるか、白のシャツを着ていて千円ちょっとでタオルマフラーを買うかどれかやれば大丈夫だと思います。歌がわからなかったら手拍子で何とかなります。ぜひ一度あのワクワク感を体験してみてください。
まとめ
僕は昨日の試合、ホイッスルが鳴った瞬間にシャトルバスに向かってしまったのでペチュニクの退場の時に栃木のゴール裏がどんな状況だったか把握できないのですが、栃木のゴール裏はとても熱くそして優しくといったイメージでした。
それぞれのチームのゴール裏にも学生さんたちに聞くと違いがあるようなので、またチームカラーも取り入れながら乗り込んでみたいと思います。
ゴール裏はゴール裏で、他の席は他の席で、それぞれサッカーの楽しみ方が違うんだなと感じました。そんな体験ができた初グリスタでした。
初グリスタの楽しさはこちらに書きました。
最前列で見た楽しさも先週書きました。
もし良かったら読んでみてください。
"みんな違ってみんないい" 金子みすゞ
では。