今日は泉まで行ってプレミアイーストの1位と3位の上位直接対決清水エスパルスの試合のピッチリポーターでした。
あまりピッチリポーターの経験は多くありませんが、1番監督の声が聞こえて贅沢なポジションです。
細かいつぶやきや作戦ボードも覗け、両監督の狙っていることが大体わかると言っても過言ではありません。しかも高校年代なら応援もそこまで大きくないですので、監督とコーチのやりとりなんかも聞こえちゃいます。
それが今年の最高のプレミアイーストの上位対決と言うことで非常にに楽しみにしてました。
展開的には、最初勢いを持って入った青森山田。徐々にペースをつかんだ清水エスパルスユースという展開でした。
前半のうちに青森山田がPKを獲得し先制。清水が攻め込む時間が続き後半に同点に。逆転も狙える展開でしたが青森山田がロングスローから勝ち越し弾で2-1という、上位対決にふさわしい熱い試合でした‼️
清水の攻撃力を警戒してか、黒田監督は守備の指示が試合を通して多かったです。特にフォワードの追い方に関しては細かく指示が出ていました。
清水の平岡監督はしっかり回して相手を動かしながら間をとって崩していく形をもっともっと出来る!という指示が多かったです。
かなり対照的で色がありそれを聞いているだけでかなり面白い試合となりました。
出来る限り中継の中で伝えられるものは伝えたつもりですが、細か過ぎてなかなか伝えられなかった面白い攻防が1つあります。
それは清水のビルドアップのところに関してです。
この試合はU17の代表に行っていた清水の成岡がコンディション不良でベンチスタート。中里が先発しました。
ここでもっと受けられるということで平岡監督は前半から指示を出していましたが、なかなかいい形で入りませんでした。途中からボランチでキャプテンの五十嵐がセンターバックの間に降りて3枚にして、ビルドアップがスムーズになりました。
これに対して青森山田は守備時は2トップ。
この2トップの脇を取る攻防がずっと行われていました。青森山田のベンチからはこの脇を警戒しろという指示。清水のベンチからはセンターバックが運んで相手の2トップのラインを突破しろという指示。
ここが肝だったと思います。
実際に清水の平岡監督は途中からサイドをやっていた丸山をボランチに配置し、ベンチスタートの成岡もユニホーム姿にしました。(結局交代はしませんでした)
青森山田の黒田監督は最終的に2トップを交代して守備の指示を出しました。
トップレベルの攻防がありました。
最後は青森山田が追いつかれても徹底した戦いぶりでロングスローから田中が決めて2-1の勝利!素晴らしい勝利を飾りました。
ピッチサイドで見る高校年代最高峰の戦い。とてもスリリングな90分となりました。
ぜひ再放送やオンデマンドでチェックしてみてください。スカパーです。
面白かった〜
明日の練習でもこの感動を伝えよう!
では