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初心者GKをダイビングさせる方法

ゴールキーパーをやっている子に、キーパーをやったことないコーチが何をどうしたらいいか?分からない人いませんか?

 

まさに僕がそうだったんですけど、キーパーの基礎って本当に断片的なものしか持っていなくて、どうやって教えれば伝わるのか?どこをどう修正しながらコーチングしていくのか?

やっぱり学生時代に自分が教わってきた経験がないし、フィールドプレーヤーの練習の時にキーパーの練習を注目したことはありませんでした。

 

だからキーパーコーチに、1からキーパーを始めた子にどういう指導をしていけばいいのか?教えてもらいました。

 

"1から"というのはどうしたら伝わりやすいのか?考えた結果出た答えは、

 

「初心者の原がキーパー役をやる」

 

ということでした。本当にやったことない原に対してどういうコーチングをしてくれのか?実際にやってもらうことで僕も選手の気持ちがわかるし、細かい声掛けの参考にもなると思ってやってもらいました。

 

案の定4日間ぐらい筋肉痛でした。こんなにキーパーってキツイのか?っていうぐらい2時間みっちり。細かいところから色んな理論まで贅沢な2時間。

 

その中で、サロンメンバーの人からの質問で「ダイビングキャッチがうまく出来ない子にどうやって指導したらいいですか?」という質問。

 

これは多くの人の疑問だと思いますが、プロのGKコーチが教えてくれたのはこちら↓

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エアーマットを使ってのセービング練習。

 

「やっぱり1番は痛いとか恐怖心なんだよ」

「キーパーは楽しいと思わせるのが大事」

 

ということで、この練習を組んでくれました。僕がやってみて本当に楽しかったです‼️セービングが出来た瞬間、

「よっしゃー」と思うし、コーチも

 

「自分をデヘアだと思って〜」とか言ってくれるのでテンションが上がってキーパーが楽しかったです。

細かい練習法とかを収録した映像の第2弾を指導者交流サロンで配信しました。たっぷり45分になってしまいました。第3弾まである予定です!

もちろん第1弾も振り返れますよ!ぜひ。

オンラインサロンの学びの形

ネットが普及して、ブログや記事など、とても有益なものに触れられる機会は増えてきました。何かを受け取るとか、情報にアプローチするのは難しくありません。

 

でも、どうしても僕は何かを読み続けるとかが苦手です。集中力が続かないというか、そういうことがずっと出来るタイプではありません。

 

オンラインサロン(facebookグループ)だと、どんな形が1番見ている人や参加している人に学びやすいかというのをずっと考えていました。

そこで思いついたのがコメント欄です。

 

トークショーなどで、知識のある人が2人で話してたり、議論してたりというのは面白くて見やすい。対談形式ってやつですね。片方の人の質問に色んなヒントが詰まっていたりするからついていけるのでしょうか?

 

だから指導者交流サロンを作るときに「交流」という名前をつけただけあってコミュニケーションを作る場にしたいなと思っていました。その思い描いていた場がだんだん出来てきました。↓

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ある日の荒岡くん(ライプツィヒアカデミーでコーチをやっている)の投稿です。

「ゲーム形式のシュート練習」というテーマでみなさんにアイデアを募りました。すると写真にもあるように45件ものコメントがついてます。

 

ああでもない、こうでもない、

色々な人がアイデアを出し合ってメニューなどを考えています。

 

この流れだったら不思議と見てられる。講義だと聞いてられないけど、トークショーだったら聞いてられるあの感覚に近いです。そういうフランクなコミュニケーションから学びを得られる環境が出てきた事を嬉しく思います。

 

みんなで会話している様子を時間があるときに振り返ったりすると

 

「あ、それ俺も思ってた」とか

「なるほど〜、そういう考え方もあるのか」とか

順序に沿って学んでいくことができます。

これをどんどん増やせるようにしたいと思います。少しずつ少しずつ良くなってきてます。まだまだ楽しくなることを期待しつつ、色んな仕掛けもしていこうと思ってます。では。

指導者交流サロンを作ってよかったと感じた大阪の夜

先週、大阪に行きました。

最初は指導者交流サロンで声をかけて、Twitterでも呼びかけてこんなに集まりました。

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自己紹介したり、それぞれの状況話したり、攻撃の時の局面について熱い熱い議論をしたり。

とても楽しい3時間ほどになりました。

 

大阪に行く、ときめたのは結構直前だったんですがFEPの大井さんが色々声かけをしてくれて集まりました。わっきーさんや清水さん、よくSNSで見かけるような有名人の方とも普通に話せて楽しかったです。

 

この日、とても強く思ったことは

オンラインでつながっているとは非常に大きかったということです

 

指導者交流サロンに入ってくれてる人とそうでない人がいました。もちろん色んな人と話しましたが、サロンに最初から入ってくれてる人やビデオミーティングをした事ある人、メッセージで連絡をしたことある人、こういう人たちは本当に話しやすい。その人の人となりも何となく分かるし、どういう所で指導されてるかも何となく知っている。

 

この"なんとなく"というのは実は大きくて、もちろん実際に面と向かって話せれば1番いいのは間違いないですが、指導者交流サロンを作ってグループにして日々少しずつ交流する。やっぱり信頼関係とか構築するのは時間も必要です。それをオンラインで少しずつ築くことが出来るという意味で、すごく意味がある。

 

これはサッカーと指導で繋がった仲間が日本中どこにでもいるということです。これはいくら1人で頑張っても難しいです。

僕は全員実際に会うのは始めましてでした。でも全然そんな気がしなかった。やっと会えた!って思えた人が沢山いた。

 

これって本当にすごく幸せなことです。

今回は大阪に行きましたが、もっと色々なところに仲間が増えていったら日本全国色んなところで仲間に会いに行きたいと思いました。

 

実は前日に東京のサロンメンバーと話していた時も「俺も行こうかなと思った」って言ってくれる人がいて、一緒に遠征なんかしても面白いかなと。

 

あとは別に僕がいなくても、「出張で○○行くんですが暇な方いませんか〜?」みたいなやり取り方飲み会とか開いてくれる人が増えてきたらめっちゃ面白いですよね。

 

これだけネットが繋がった時代だから、それをツールにどんどん色んな人に会っていきたい。面白い人が沢山つながった時、もっともっと面白い事が起きるんじゃないでしょうか‼️

 

実際、この大阪で会ったわっきーさん、清水さん、サロンメンバーで記事を投稿してる小谷野さんが来シーズンから福山シティで新しいチャレンジをする事が発表されました。これもボリスタラボでつながったのかな?

 

めちゃくちゃ面白い流れですよね。来シーズンの活躍を応援してます。

 

 

「サッカー選手」というカッコイイ仕事

昨日のJ3 藤枝vs北九州の中継で僕の今シーズンの2019年のJリーグJリーグ中継が終わりました。

 

最終節は監督やキャプテンの挨拶、引退選手の挨拶もあって今シーズンも終わったなぁーと感慨深いものがあります。

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藤枝の養父選手、成岡選手の引退セレモニーも家族に対してのコメントがあって涙を堪えるのが精一杯。

 

僕も大人になったのか、かなり涙脆くなりました。J1でのキャリアから最後は色んな思いを持ってJ3のクラブで引退。

家族への感謝の言葉からも想像するように、色んな思いを持って選手は大きな決断をするんでしょう。

 

本当にサッカー選手はカッコよくて憧れの職業ですが、本当に大変な仕事です。

でも、そういう選手たちがいるからこそ、自分の体に鞭打って、笛が鳴るまで走るからこそ、僕たちはここまで胸打たれるのでしょう。

 

活躍出来なかったら終わり、大怪我したらどうなるか分からない、監督交代だってあるかもしれない、同じポジションの助っ人が来るかもしれない、

 

考えれば考えるほど、ものすごく大変な職業です。家族もいる。この先の人生の保証もない。それでも選手たちは30歳を過ぎてもボールを追いかける。

そしてサポーターに夢や希望、勇気を週末に与える。

 

本当に本当に大変だし、本当に本当に素晴らしい職業だなと、藤枝からの帰り道にそんな事を考えていました。

 

そういう選手がいるから、僕たちにも仕事が回ってくるし、それで生きていけてる。そんな現場の近くでお仕事をもらえて生きていけてる事に改めて感謝しないといけないなと思います。

 

また来年もこの素晴らしいスポーツに関われるますように。

 

今季はJ3、J2、そして初めてJ1の中継にも関わらせてもらいました。それぞれのカテゴリーにそれぞれの良さがあって、それぞれのカテゴリーを経験した養父選手と成岡選手の引退セレモニーだったから、色んな思いを感じさせてくれたのかなとも思います。本当にお疲れ様でした。素晴らしいメッセージでした。

 

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また、今季最後の中継で小学生の頃から知ってる岩渕良太がハンパないゴールを決めて決勝ゴール。初めてゴールシーンを実況出来て幸せだった。

 

小さい頃から知ってる選手がこの素晴らしい仕事を続けているっていうのは本当に凄いし、僕たちに勇気を与えてくれる。

まだまだ頑張ってほしい。マナとともにずっと応援してます。

 

今シーズンもありがとうございました!

また来シーズンも実況出来るように精進します!では。

2019シーズンの感想

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J1リーグが終わりました。横浜Fマリノス優勝で幕を閉じました。強かった。本当に怖かった。そんなチームでした。

 

2019シーズンはFC東京の応援番組に携わらせてもらって2年目。あっという間だった感覚があります。アウェイ8連戦もあり、いつもと違う流れだったこともあるかも知れません。

 

今振り返ってみると、やはり優勝争いをしたというのが僕には大きかったです。

 

「これに勝てば優勝という試合が来る」

 

優勝経験者の高萩選手が夏ぐらいから言っていた言葉です。

アウェイ8連戦を終えて、

味スタに帰ってきた湘南戦、

ずっと勝てていない浦和戦、

最後の横浜Fマリノス戦、

 

結局高萩選手のいう、そういう試合で勝つことは出来なかった。

 

でもサポーターを含めてそれを体験できた。

夏ごろには高萩選手が言ってる事がピンとこなかった。でも今なら分かる部分がある。

ああいう試合を勝ったら優勝出来るんだ!リアルに実感としてそういう感覚がある。

 

浦和戦の前に取材に行ったがみんな「いつも通り」とコメントしてた。優勝経験のある、高萩選手、大森選手、オジェソク選手、丹羽選手。そういう選手が地味に増え続けてる。

これはもしかしたら選手たちの中でも優勝に対する考え方とか、心構えとか根付きつつあるのかもしれない。取材する側もちょっと慣れてないので、バタバタしてる雰囲気はあった。

 

これをいかせるかどうか、

というと簡単に聞こえるかもしれないけど、そういうことなんだろうと何となく思う。

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何が言いたいかっていうと、それを経験させてくれてありがとうございました!ということ。アウェイ8連戦含めて、大変なシーズンだったと思いますが本当に選手スタッフのみなさん、お疲れ様でした。特番で会いましょう‼️では。

パーソナルコーチの練習をしてみて気が付いたこと

昨日は指導者交流サロンでフットサル

だいたい月1開催してる感じです。

普段パーソナルトレーニングをしているコーチにいつもの練習をやってもらおうという企画でした。パーソナルトレーニングというのはイメージがつかないので体験したい&個人的に能力を伸ばすような時に使えるんじゃないかと思いました。

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サロンメンバーが買ってくれました

指導者交流サロン専用のボールで実際に練習をやってみると、そのコーチがフィジカル系なのでおじさん達みんな息が上がり大変なことにw

でもボールを使いながら1人でもできるシンプルなメニューだったんですが十分楽しめました!

 

その後ご飯に行って色々そのパーソナルコーチに話を聞いてみると面白い話の連続。繰り返すシンプルな練習なんだけど、

  • 子どもに後何回やるか決めさせる
  • 心肺機能が上がっている状態でボールを使わせる
  • 脳に酸素が少ない状況で判断させる
  • チームでのプレーにも変化出てくる
  • 親と2人でもできる練習にしている
  • 自分が上手くなくてもできる練習
  • この後子どもがよく寝る

などなど、パーソナルコーチならではの考え方が。

やっぱりチーム練習になるとチームのことから考えるようになるので全然発想が違うなと感じました。

 

1番面白かったことは、

”お父さんやお母さんが一緒にできる練習”というフレーズです。

確かにサッカーのプレー経験がないけど、自分の子どもがやっていて一緒に公園で練習したいと思っている保護者の方は多いはずです。応援したい気持ちと、コミュニケーションの一つとして一緒にボールを蹴りたい気持ちが親だったらあります。

そのメニューやきっかけを与えてあげられるような場所ってあるのかな?ちょっと僕の中で大きな発見となりました。

親子のコミュニケーションツールとしてのサッカーです。

指導指導、とかメニューメニューという風に頭がいくとなかなか出ない発想なのかなと思いました。これは面白い方向に行く気がする。

僕らみたいな小さい頃からサッカーをやってきた人は何となく練習のイメージができるけど、プレー経験がなくそんなにサッカーに詳しくない人にとっては未知の世界すぎて難しさがあるんじゃないかなと。そこに上手くパーソナルトレーナーが絡んでいけたら面白いことになりそう。

こういうのが色んなコーチに練習をやってもらったりコミュニケーションを取っていて面白いところです。ちょっと色々考えます。では

 

マジで面白くなってきました

12月に入りました。1月からスタートした指導者交流サロンも、もうすぐ1年です。

10月ぐらいからやっている今月やりたいことリスト。これ書くと何となく僕の目標もまとまるので書いてます。

今月はこんな感じ

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まずは上から。

今子どもでも個人でコーチに教えてもらうパーソナルコーチというものが結構需要があるそうで、指導者交流サロンにもパーソナルコーチをやっている方がいます。

僕なんかはそんなものに縁もゆかりなかったので、何をやるのか想像が尽きません。だから大人相手ですがやってもらおうと思います。個人個人に合わせてメニューなども考えるそうですが、大人相手だとそれは難しいので、いつも通りやってもらおうと思います。たぶんチームの中の悩んでる子とかに活かせる部分あるよね、絶対。すごく楽しみです!!

 

さらに肝いり企画がGKトレーニング練習です。

「キーパーやっといて」と岩政さんからお願いされる事もあり、なんとなくJクラブの試合前アップなどを見ながらやっていたんですが、どういう基本のもとキーパーを作って行けばいいのか分からなく、プロにお願いしました。

アップは重要な基礎が詰まっているという事で、キーパーのベーシックなトレーニング法まで事細かに2時間教えてもらいました。

キーパー役は原だったので、初心者でもジャンピングでセーブが出来るように、「キーパー楽しい」と思えるように、工夫したトレーニングをしてもらいました。

f:id:fun-management:20191204212947j:imageマットがヒントです。

 

早速僕もチームで砂の上でやってみましたが、効果あるな〜と感じています。

 

 

さらに選手権が始まるという事で、東京に集まる人が多いので忘年会を兼ねてマーレーシオンコーチ発案のマーレー会も開催^_^

 

指導者教本作りは継続中ですがやっぱり難しい。誰かお力を。

 

そして関西にFEPと提携して進出するという事で関西で集まれる人集まろう会も開催。

 

 

そしてそして、まだサロンメンバーにも言ってないんだけど僕は今月中に練習映像共有キャンペーンをやりたいんです!どうしても他の人の練習を見てみたい。たぶんプロの練習などとはまた違った学びが沢山あるはずだ。と思うので、どうにかこのリアルを知る為の作戦を考えているところです。

 

またサロンメンバーにお願いして紹介映像も製作中。ますます面白くなってきた指導者交流サロン。飛ばしていきます‼️