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鹿児島ユナイテッドFCvs FC琉球 雑感

鹿児島vs琉球の試合結果・データ(明治安田生命J2リーグ:2019年4月21日):Jリーグ.jp

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前半

  • 琉球がいきなりチャンス。上里→鈴木→田中
  • 今度は鹿児島!右から五領がえぐってきてチャンス!これは面白い攻撃だった
  • 直後に田中のクロスに鈴木はオフサイド鈴木孝司シュートうまっ
  • 相手のミスを拾って米澤ドリブルまで
  • もう一本米澤ドリブル。
  • 鹿児島迫力出てきた
  • 酒本真ん中ってすごいなぁ
  • 琉球は前からのプレスきいてる
  • でもそれを外すと鹿児島はゴール前まで。牛ノ濱のクロスにニウド。決定機だった
  • ニウドってまだ25歳かぁ
  • 増谷カットインからシュート
  • 琉球、38分に田中に代えて上門。田中の表情を見るとアクシデントではなさそう
  • そのままのポジションに
  • 琉球がボール回してる
  • 0-0の折り返し

 

後半

  • 米澤にかえて萱沼
  • アンジュンスがパックパスをキャッチしたとして関節フリーキック。ちょっと厳しい
  • 上里のシュートをアンジュンスがブロック
  • 砂森→酒本はオフサイド
  • ほぼ正面から風間のフリーキックは上
  • 琉球が回してる
  • 鹿児島は牛の濱、五領走らせる。
  • ↑徳元の対応。確実に守備力が上がってる
  • 上門が砂森から奪って→鈴木へ。おしい
  • 鹿児島はシンプルにクロス入れてる
  • コーナーの守備からのカウンター。藤澤が運んで萱沼。こぼれ球クロス入れて藤澤のヘッド!おしい!
  • 鹿児島のがゴールに早い感じ。金ジョンソンサッカー
  • 83分 砂森に代えて田中奏一。藤沢が左へ
  • 上門のスルーパスから鈴木!上門いいなぁ
  • 鈴木のファウルに樋口監督怒ってる
  • 鹿児島押し込んできてる
  • 田中、五領からクロスは入ってる
  • 薗田→萱沼→五領!!J2に上げた人達でゴール‼️92分鹿児島先制!落ち着いてた。
  • 鹿児島勝利

 

金ジョンソン監督の FC琉球が大好きだったものとして絶対に見なくてはいけない一戦。

少し遅れましたがフルで見ることができました。簡単な感想は、やっぱりチームというのは監督によって大きく変化するんだなと思いました。チームの状態で言うと開幕から好調なのは琉球です。樋口監督のしっかりつないでいくサッカーが浸透して、鈴木孝司選手の得点力も生きてJ2でも上位に付けています。去年J3をあまり見ていなかった人に、「琉球すごいね」と言われることがありますが(なぜか俺が言われるw)、僕の感覚だとだいぶ去年からサッカーの質は変わっています。選手も変わっていますし当然のことだと思います。好調なんですがどうしても去年のようなイケイケなサッカーを求めてしまう原がいます。攻撃的というのは僕の中ではボールを保持する時間が多いということではありません。去年書いたブログでもとうとうと愛を語りましたが、矢印がゴールに向きまくっているサッカーです。樋口監督はもうちょっとポジョナルプレーというか、ボールを保持しながら崩して仕留めるサッカーを目指しているのだと思います。実際にそれが表現されてる試合も何試合もあります。YSでも見事にそのサッカーを見せていたと思いますが、どうやってこの短期間で難しいことを落とし込んでいるのでしょうか。めちゃ気になります。今年もどんどん攻めには行っていると思いますが、この辺の意識と言うのは監督が目指すサッカーが間違いなく反映されます。だって選手はそれを表現しないと試合に出られません。僕の中ではそれが再確認された試合でした。

 

どういう意味かというと鹿児島のベクトルがものすごく前に向き始めている気がします。去年のJ3で鹿児島の戦いはどちらかと言うと固く、442でしっかり守ってそこからパワーを持って攻めていくという印象でした。そこから比べるとどんどんどんどんゴールに迫っていく鹿児島に変わっているような気がします。後半は萱沼、牛ノ濱、五領の3枚!そこに酒本をトップ下に置いてボランチ人にニウド。それに加えて両サイドバックの藤澤と砂森、途中からは田中もガンガン上がっていきます。なかなか得点が取れない時期が続いていますが、琉球との試合を見るとどうしても期待してしまう自分がいます。多分J2では異色のチームになるんじゃないかなと思っています。すぐにチームは代えられませんし今までやったことを変えると言うのも大変だと思います。J2と言う環境に慣れるのも並大抵のことではありません。ただ今年うまくチームを立て直し勝ち点を積み上げ、しっかり残留できれば来シーズンの今頃にはものすごいことになっているんじゃないかと妄想している僕もいます。もちろん結果が出なかったら継続はできないでしょう。それでも長い目でこのチームを追って行きたいと思わせるだけの雰囲気をこの試合から感じました。そうです、ただの金ジョンソン監督ファンです笑。 ここからの巻き返しに期待しています。

フィジカルコーチの裏話も聞けて満足です。

では。

キリンレモンカップでレアルを5試合見た感想!

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4月19日から21日まで三日間行われたキリンレモンカップ。昨年に続いて場内アナウンスの仕事をしてさせて貰いました。

 

ラッキーなことに2会場あった大会ですが、三日間ともレアル・マドリードがやる試合の会場だったので5試合全て見ることができました。たくさん報道陣の方も来ていましたが、2年連続全試合見た方というのは、なかなかいないのではないでしょうか(自慢)

 

去年も思ったのですがレアル・マドリードの何が凄いって体が出来上がっていることです。それに加えて大人のサッカーをします。しっかり作りながら攻撃を組み立てて戦います。去年の得点を量産していた選手は今年は来ていませんでしたが、スピードやパワーでぶっちぎっていた印象は去年と変わらないところがあります。

 

 

グループリーグはヴェルディ桐光学園ベルマーレと同組でした。

ヴェルディ戦はヴェルディがボールを持っている時間も長く、「おーやれるぞ!」という印象もありました。でもゴール前に抜け出した時の迫力や勢い、決定力に差があって前半に先制。後半も立ち上がりからレアル・マドリードが追加点を上げて4-1で勝利。

桐光学園は1年生ながらすでに桐光学園らしく激しいプレスでレアル・マドリードを苦しめていました。後から聞いたらレアルの選手もかなり手強かったというコメントをしていたらしいですが、見ていてもプレスがハマるシーンもかなりありましたし、桐光学園が突破する場面というのも見られました。???というPKの判定で決めた1点でレアルが勝利しました。

 

2日目

湘南ベルマーレ戦。ホームの湘南、土曜日ということでかなりお客さんも集まりました。前日に2試合やっていたこともあり、控えメンバーが先発していたこともあって湘南が互角にやりあった試合。最後に間接フリーキックの大チャンスも湘南にあったが決めきれず引き分けで終了。レアルは余力を残して最終日に。

 

3日目

ジェフユナイテッド市原千葉戦。この試合が僕の中では1番圧勝という印象だった。左ウイングのジェレミ、右ウイングのミゲルの突破は驚異的でジェフは止めることができなかった。ジェフもかなりいい選手もいて立ち向かったんですが、やっぱり決勝トーナメントのレアルは違うな、という印象でした。

 

決勝!!

FC東京戦。FC東京は強かったです。変則的な5バックで5−3−2というか、4−4−2というか、それを支えていたのは45番の宮下選手。

レアルの1番強力な11番のジェレミ選手とのマッチアップは見所十分。

試合としては立ち上がりの東京の一発でレアルは「あれ?なんか違うぞ」という感じはあったと思います。いわゆる本気にさせた!というやつです。

でもその後も本気になっても東京は全然動じず、球際でも負けていませんでしたし、ボールを動かしながらゴールに迫っていました。

レアルは後半はどんどん攻めが単調になって長いボールが増えていきました。内容的にも互角以上に東京が戦っていたと思います。

 

個人的な感想としては東京があれだけ戦ってくれて、レアルの選手たちの悔し涙があってよかったのではないかと思っています。あの決勝で「勝てた試合を落とした」と思ったレアルの選手はいなかったと思いますし、日本も強いチームはある!と印象付けたと思います。

レアルは世代別代表が5人来てなかったということですが、日本のチームもプリンスリーグなどのU18年代のメンバーに入る選手たちはいない状態でした。そう考えると本当にいい勝負だったと思います。

 

日本の選手たちもあれだけの報道陣の中でやる試合というのはいい経験だったと思いますし、ピピ君こと中井君に対してはどのチームも意識してバチバチのプレスをかけていたように見えました。それもあって中井君自身は満足いくパフォーマンスを見せられない試合も多かったと思います。おそらく彼にかかるプレッシャーも並大抵のものではありません。15歳に背負えるものではないでしょう。でもそれを超えていくタレントなのかもしれません。

テクニックは相当高いと思います。でも決勝戦などはなかなか前に運べずバックパスをする場面が目立ちました。もっとゴール前で、あの引き技やテクニックを発揮できるようになったら相当怖い選手になるんじゃないかと期待しています。

 

去年に比べ身長も伸び、大人っぽくなり、かっこよくなりました。相当人気も出そうな甘いマスクまで持ち合わせています。日本代表クラスになったら日本代表人気は10年安泰でしょうw

おじさんはそんな日を夢見ながら影ながら応援しようと思います。頑張れピピ君。そしてFC東京の皆さん、おめでとうございました!

教え子がMVPになって嬉しそうな山下GKコーチ(大学の先輩なんです)

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トロフィーで遊ぶ原(photo by 松岡健三郎さん)

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また来年も生で見られますように。では

文杉トレーニング 4/15

今週は岩政さんがA級ライセンスのため不在。

A級指導者ライセンス | 岩政大樹オフィシャルブログ「No Pain No Gain」Powered by Ameba

 

先週から引き続きトレーニングのテーマは攻撃の立ち位置の原則と質へのこだわりです。詳細は↓

文杉トレーニング② | 岩政大樹オフィシャルブログ「No Pain No Gain」Powered by Ameba

 

先週は小学校のグランドが使える日があったので、広いピッチでゲームを行いました。広いピッチでやってみると普段のテニスコートの練習では分からない選手の特徴が少し分かって面白かったです。

 

分かりやすい例をあげると「あ〜この選手こんなに素晴らしいロングキック蹴れるんだ‼️」みたいな。僕も一緒に混ざってゲームに入りましたが、見事にロングシュートを決められました。

 

先週は岩政さんの練習と全く同じメニューで臨みましたが、今週はそれ以外にも原則を意識できるようなメニューをやってみました。伝わったようで伝わらなかったような。あとは本当に止める蹴るの練習をどれだけこだわれるか。

 

大人になると単純な止める蹴るがどれだけ大切か分かるんだけど、中学生や高校生の時はそんな事分からなかった。それを伝えていこうと思います。

 

そして学校らしく仮入部期間なので人数が読めないのも僕にとってはなかなか難しい。でも1人でも多くの部員が来てくれるように楽しい雰囲気だけは感じて欲しいから明日も頑張ろう!

東京ヴェルディvs FC琉球 雑感

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前半

  • 琉球しっかり回してく
  • 増谷のサイドチェンジいいな
  • 徳元のクロスに鈴木
  • ヴェルディは林に収まると◎
  • 小池→林、落として→井上!おしい
  • 井上の運動量目立つ
  • 琉球は前に出た時の人数のかけかたがすごい
  • 河合の仕掛けからフリーキック獲得
  • 富所のフリーキックは壁
  • 増谷が何度かシュートまでいってる
  • ヴェルディゴールキックからのつなぎで奪って琉球チャンスまで
  • 渡辺がうまいターンから起点作ってシュートまで。渡辺いいなぁ
  • 増谷が結構中に絞ってビルドアップ参加
  • 井上と端戸ワンツーからシュート
  • 渡辺と佐藤のワンツーから渡辺ミドル!ヴェルディ先制
  • 琉球回していくが決定機にはならず
  • 1-0で折り返し

 

後半

  • 端戸が裏に抜けて佐藤に落とし、そのクロスに林
  • 左から河合のクロスに富所。打ち切れず
  • 富所倒されフリーキック
  • ほぼ正面だったが、上里のキックは壁
  • コーナーに岡崎。高かった
  • 琉球が押し込んではいる
  • ヴェルディが先に交代。井上に代えて森田
  • 田中のところで奪われて、ヴェルディカウンター。林抜け出しキーパーも交わしPK獲得
  • 接触したカルバハルが倒れる
  • この間に田中に代えて上門。最初は河合に代えようとしてた
  • だいぶ長い治療を終えてカルバハルにイエロー
  • 林のPKをカルバハルセーブ
  • しかしカルバハル、プレー続行不可能?と思いきや続行
  • 風間に代えて小泉、上里ワンアンカーで4-1-4-1に
  • ただなかなかヴェルディのブロックの中に入れない
  • 富所が引いてボールをひき出してる
  • 渡辺、せまいところでも簡単に奪われない
  • ロングボールを端戸へ。シュートはカルバハルセーブ
  • 88分、ヴェルディは河野、琉球は越智を投入。下がるのは渡辺と富所
  • ヴェルディは続けて佐藤に代えてリヨンジ
  • 追加タイム8分
  • 小泉が真ん中から細かく触ってシュート。おしい
  • 徳元のダイレクトクロスに鈴木孝司。おしい
  • クロスのこぼれ、上里が叩き込んで同点!95分
  • ヴェルディも得点を取りに行くも決まらず
  • 1-1で終了!

 

岩政さんにダメ元でお願いしたら願いが叶った話

今日は文化学園大学杉並中学・高等学校のサッカー部の練習に行ってきました。

というのも4月から「部活指導員」としてサッカー部の指導をさせてもらうことになりました。ご存知の方も多いと思いますが、この学校にはこの人がいます!

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岩政大樹さんです。岩政さんは学芸大学の先輩で今年から文杉で部活指導員として指導をスタートされました。岩政さんの大きなチャレンジを近くで見てみたい。そして自分の指導力の向上につなげたいと思ったのが今回のキッカケです!

 

僕が大学の頃、バリバリ鹿島アントラーズで活躍されていて、雲の上のような存在だった岩政さん。何度か実況と解説でくませて頂き、顔を覚えてもらうようになりました。テレビの中で見る岩政さんもとても魅力的ですが、控え室でいろんな話を聞いていると、この人がどれだけのことを考えて、どんな基準で決断してここまで生きてきたのか、少しずつ聞いていくたびに母校のレジェンドという枠を超えて憧れる気持ちが強くなりました。

 

それから会うたびに挨拶しにいき、岩政さんが今何を考えているのか探るようにいろいろ質問しました。今年の2月だったと思います。現役を引退されチームから離れるというリリースがあった後に少しだけ話す機会がありました。そんなに岩政さんと深い仲でもなんでも無いんですが、なんとなくこの人が現場に戻らないはずがないという確信が僕の中にありました。だから聞いてみました。

 

「現場には戻らないんですか?」

 

そしたら、いろいろな選択肢が岩政さんの中にあったようで、その1つにこの新しいサッカー部を1から作っていくという話を聞きました。その時は何も決まってはいなかったと思います。あくまで選択肢の1つだったのでしょう。でも岩政さんは「面白そうなんだよね」と言っていました。

 

僕もめちゃくちゃ面白そうだなと思いました。元日本代表だからできるというわけでは無いですし、逆にそういう実績がある方の方が難しいことなのかなとも思いました。でもそれを面白いと感じてしまう岩政さんを、僕は面白いと感じました。それを聞いた瞬間、僕はこんな変な質問をしてしまいました。

 

「岩政さんには弟子はいるんですか?」

 

去年スクールコーチを始めたこともあって指導の現場により興味を持っていたこと、もっと勉強してみたいなと思っていたタイミングでもあったので、「そんなのいないよ」と返ってきた瞬間に手を挙げて「僕に手伝いでも何でもいいんでやらせてください」と頭で考えるより先に言葉で出ていました。

 

でもまだ何も決まっていなかったと思いますし、そんなこと言ってくる奴は信用できなかったと思います。僕も岩政さんの選択肢の中の1つなのだろうと思っていました。なかなか実現は難しいだろうと。そんな時岩政さんのブログで文化学園杉並中学高等学校で指導をやるとリリースを見ました。震えました。

 

ほんとにこのチャレンジを選んだんだと。信じられませんでした。僕の心は動きました。チャンスだと(何のだよw)でも一瞬迷いました。僕なんかにできることがあるのか?と。でもその日のうちに連絡しました。「お手伝いをさせてくれませんか?無理だったら見学だけでもさせてくれませんか?」と。

 

ダメ元でした。本当にダメでもともと。すると思いもよらぬ返信が来ました。「あーそうだったね。学校聞いてみるよ」

 

えーーーー‼️

 

そこからとんとん拍子に話が進み岩政さんが一緒にやろうと言ってくれました。そして今日が僕が初めて練習に参加した日でした。フワフワしたまま学校に行きました。

 

そして練習に参加しました。岩政さんの練習は刺激的でした!!

テニスコート一面でまだ人数も少ない部活です。その中で岩政さんが教えようとしてるのはサッカーの原則。

これで↓予習していってよかったw

これは指導者は必須、指導者じゃなくてもサッカーを見る時に色々なものを整理してくれる、絶対読むべき1冊です。(別に宣伝しろとは言われてませんw)

ここに書いてある事を丁寧に分かりやすい指導している印象です。

 

何を見て何を考えて何を伸ばすか。非常にシンプル選手に伝えてるでした。これを続けていれば確実に選手は伸びるでしょう‼️

 

この場所で僕が出来る事は何なのか?それを考えながら僕も精一杯やっていきたいと思います。非常にワクワクしてます。

このワクワクを与えてくれた岩政さん始め多くの方々に感謝します。

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(*顧問の杉山先生と3ショット。これがまためちゃくちゃいい人なんです)

 

サッカーは楽しい!それを多くの人に伝えたい!

 

という僕の信念にブレはありません。選手たちにも、僕と同じようにワクワクしてもらえるように頑張ります💪では。

"個"を伸ばすためにレッズユースが今季取り入れた方法

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昨日は今週のプレミアEAST開幕戦に向けて、浦和レッズユース上野優作監督に取材をさせてもらいました。浦和カップを戦っているということでその合間にお話を聞かせてもらいました。

 

昨シーズン途中に監督に就任した上野監督。今シーズンはプレシーズンからしっかりチームを作ってきたということで手ごたえも口にされていました。チームとしての目標はプレミア5位という話をしていました。昨シーズンは最後苦しんで7位でプレミアリーグ残留。監督としては残留のプレッシャーがかかる中での戦いではなくて、もっとのびのびと選手がプレーできたら成長度も大きくなったのではないかと感じているそうです。(ただ苦しい戦いで成長したのでは?と記者に言われて、そうかもなぁとも思ったそうです)

 

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ここ2年で5人のトップ昇格選手を出している浦和レッズユース。橋岡選手などトップチームで活躍をしている選手が身近にいるという事はユースの選手たちにも大きな刺激になっているそうです。

 

その辺の事はユースの選手たちにも意識させるのかと聞いたところ

 

言葉で言うというよりは、「このときの橋岡のフィジカル的なデータはこうだったよ」と伝えたりしてモチベーションの持たせたり、高い意識を促したりしているそうです。トップに昇格した選手がプレミアリーグでどれくらい実績を残していたのかと言うのも下級生として見ているいる選手たち。今シーズンはどんなプレーを見せてくれるか楽しみです。

 

今季からは攻撃的に攻めていくプレーを見せたい、という話もされていました。それは上野監督がフォワードだからですか?と変な質問をしてみると、「と言うよりはやはりサッカーは攻めている時が楽しい」と、「ワクワクする」と答えてくれました。

昨シーズンプレミアの最後のほうはクリーンシートが続き、守備の安定はある程度見せられた浦和レッズですが、清水に対してどれくらい攻撃が通用するのか楽しみだと話していました。

 

育成で個を伸ばすための取り組み

そして非常に興味深かったのが、育成の年代では個の特徴を大事にするということをレッズではやられているそうです。よく育成年代では言われる言葉だと思います。しかしJクラブの下部組織でも、やはりそういう課題を持って取り組まれているとのことです。

 

実際に特徴を伸ばすときにどんな声掛けをしているのか気になったので聞いてみると、とても面白い取り組みをされていました。今年から自分の長所と課題を書き出してもらってコーチ陣に提出して、自分がどういう風に見えているのか確かめているそうです。その後に面談なども行い、改めて自分の強みや弱みを把握させる狙いがあるそうです。スタッフと選手でその辺りを共有し、練習でも事あるごとにそれを意識させる。自主練習の時間でも強みを伸ばすトレーニングを意識させたりしているそうです。

 

それを書かせてみると、自分の課題はここで、こういう風に改善に取り組むと具体的なところまで書ける子もいるそうですが、監督などから見るとちょっと違うな?というふうに感じている選手もいるそうです。

 

そこまで具体的に自分の強みや弱みを把握するというのは高校年代では非常に重要なことかもしれません。その上で自分がプロになるためにどう生き残っていくか考えながらトレーニングや試合を行っていくのでしょう。これはどのクラブでも、普通の高校などでもすぐにできる1つの取り組みなのではないかと思います。個性の際立った選手がどんどん出てきた方が日本のサッカーが面白くなるのは間違いありません。今シーズンのプレミアリーグもどんどんそういう選手が出てくるのでしょう!ますます目が離せません。

 

プレミアリーグEASTの開幕戦は全試合jsportsで放送します。高円宮杯U18 サッカープレミアリーグ2019 EAST 第1節(04/06) | J SPORTS【公式】

高円宮杯U18 サッカープレミアリーグ2019 EAST 第1節(04/07) | J SPORTS【公式】

僕は2日目の浦和レッズユース清水エスパルスユースの試合を担当させて貰います。清水エスパルスユースはJrユース時代三冠を取った代と言うことになります。昨シーズンはクラブユースをとっています。また浦和の上野監督と清水の平岡監督はアルビレックス新潟時代のコーチと選手と言う関係です。いろんな思いが詰まった開幕戦になる事は間違いありません。

ぜひ今シーズンの開幕戦をジェースポーツで‼️

YSCC横浜vsガンバ大阪U23 雑感

YS横浜vsG大23の試合結果・データ(明治安田生命J3リーグ第4節:2019年3月31日):Jリーグ.jp

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前半

  • 福田の突破から食野!2分にガンバ先制
  • YSCCばビルドアップしていく
  • 中村左サイドカットインからシュート、ガンバ13分で0-2
  • 市丸ミドル。ガンバのってきた
  • もう一本市丸。チョウテンシナイスセーブ!
  • ガンバはサイド取れてる
  • 中村がもう一本カットインから
  • YSCCは中盤ダイヤモンドだからサイド振られた時スライドが遅れる
  • 柳→長澤 カウンターで裏へ
  • 奥田が左なのか!
  • YS前からプレスから進のシュート
  • 何度か前プレがはまってる
  • 0-2で折り返し
  • シュートは3-7

 

後半

  • 進が奪って浅川シュート、最後は長澤
  • 食野が角度ないところからシュート
  • 中村も角度ないところからシュート
  • 食野左からカットインしてシュート
  • ガンバは個人技だけでなくコンビネーションでの崩しが出てきてる
  • 食野が自由に動くのでリンジェが大変そう
  • そのリンジェに代えて飛田
  • 食野はかなり積極的
  • 飛田はセンターバックへ。土館がボランチ
  • サイドチェンジから福田が仕掛けてシュート?が飛田に当たってゴール。大きな3点目!66分
  • YS気持ちは切れてない
  • しかし70分高尾→食野。72分ガンバ4点目
  • YS奥田に代えて古山、ガンバ高木に代えて芝本
  • 長澤に代えて山内
  • 宮尾のフリーキックは正面
  • 山内は左。進が真ん中に
  • クロスに浅川落として進
  • 食野ハットトリック狙ってる
  • 高江に代わって食野弟、そうまデビュー
  • ちょっと顔似てる
  • 進が出血
  • 食野の兄のミドルがポスト→こぼれに食野弟!2人が抱き合う!素晴らしい👏ガンバ90分に0-5
  • 0-5でガンバ圧勝

 

数字だけ見るとガンバの圧勝という試合でしたが、90分を見てみると、点差ほどの差はなかったかなと思います。立ち上がりにガンバが日本決められたことそれによってはYSが得点を取りに出て行ったこと。この辺がこの点差の要因になったかなと思います。

 

ただガンバの積極性がうんだ5得点だったことは間違いありません。森下監督も得点を取りたいと言う話をしていましたが若い選手たちが積極的にゴールを狙いシュートを放ち失敗しても何度もチャレンジしていました。その姿勢が見事に結果につながりました。YSCCは少しメンバーも入れ替えながら台所事情は苦しい状況なのかもしれませんが次もホームの1戦です。ホーム初勝利を狙います